HYKE(読み方=ハイク)
HYKEの歴史・コンセプト
[デザイナー]
- 吉原秀明=1969年生まれ/東京都出身
- 大出由紀子=1969年生まれ/群馬県桐生市出身
(2人は夫婦ながら、大出氏はデザイナーとしては旧姓を名乗る)
[green時代]
吉原秀明・大出由紀子という同じ年のデュオにより、
まずはじめにgreenというブランドが1998年に創設される。
その後、東京コレクションに参加するようになって国内で評価が上がり、
2006年には織物の街・桐生で生まれた大出由紀子氏が
MBSの情熱大陸で取り上げられるほどまでになった。
国内の業界関係者からは海外進出も期待されていたが、
2009年春夏シーズンをもって一旦ブランドが休止となる。
[HYKE時代]
そんな中、2013-2014AWシーズンからは
「HYKE」にブランド名を改称して再始動。
2017年春開催の2017-2018AWシーズンに
東京コレクションにも復帰した。
2017年秋には、日本人デザイナーにとって最大の栄誉である
「毎日ファッション大賞」の大賞を受賞。
東京コレクション全体の中では最高ランクの存在の一つで、
毎シーズンのランウェイショーには業界中の注目が集まる。
[ブランドコンセプト]
HERITAGE AND EVOLUTION
【対象性別】
- 女性
- 男性
【作風/特徴】
- 「ミリタリー」や「古着」がキーワード
HYKEの顧客年齢層/ターゲット
https://www.instagram.com/explore/tags/hyke/
インスタの私服投稿を分析すると、
10代・20代くらいの若い世代からの投稿はあまり見当たりません。
30代から40代+アラフィフ世代くらいのユーザーが多いようです。
HYKEというブランド名の由来とは?
3年の休暇を経て、HYKEとして再始動する際のインタビュー記事に
HYKEというブランド名の由来をデザイナーが語っています。
それによると、深い意味のないブランド名を考える中で、
家族4人の頭文字を組み合わせる事を思いつき、
「H + Y +K + E」で
HYKE(ハイク)となったそうです。
具体的にだれがどのアルファベットにあたるかは明かされていないものの、
H=Hideaki(吉原)
Y=Yukiko(旧姓大出/のちの吉原)
はほぼ間違いなし。
そして、お子さんが
K
E
であるという可能性が高め。
(子供1人+大事なペット1匹、というパターンも否定できません)
HYKEと同じ系統のブランド
- Nハリウッド・・・・・こちらも古着と深い縁があるデザイナーズブランド
無料サンプル号あり

Fujisan.co.jp:WWD JAPAN
[日本(東京)系高級ブランド]
ブランド名 | それぞれ、どんなブランドか? |
---|---|
AKIKOAOKI | ファンタジー要素を持つ若手デザイナーズブランド |
AURALEE | カジュアル系/低価格 |
BASICKS | 元C.DADAの森川氏による"循環"がテーマのカジュアルブランド/低価格 |
beautiful people | 実験的な作風/20以上の着方ができる特殊でコスパの良い作品も展開 |
DAIRIKU | 大坂の古着文化から影響を受けた若手によるメンズ系ブランド |
doublet | 「違和感のある日常着」がコンセプト/2018年にはLVMH PRIZE受賞 |
D'URBAN | レナウン社の基幹ブランド |
eriutsugi | 受注生産形式のサステナブル系ブランド |
FACETASM | ストリート系/アヴァンギャルド/ワイドなシルエットの作品が多い |
FACTOTUM | メンズカジュアル系 |
FETICO | ボディコンシャスな作風が特徴 |
FUMITO GANRYU | コムデギャルソンから独立したブランド |
h.NAOTO | 中世ヨーロッパの雰囲気漂うゴシック系ブランド/「黒服」にこだわり |
HARUNOBUMURATA | 元JIL SANDER主要スタッフによるミニマリズム系ブランド |
HIROKO KOSHINO | 50代以上のシニアミセス層から絶大な人気/崩れてきた体型をうまくカバーする作品を展開 |
HYKE | レディース/東京コレクションのトップブランド |
Hysteric Glamour | ロック音楽とアートとファッションの融合がテーマ |
ICB | オンワード/NYコレクションに不定期参加 |
kotohayokozawa | アヴァンギャルド系/若い女性層に人気/低価格 |
Lautashi | モデル・鈴木えみのレディースブランド |
LIMI feu | 黒服系 |
malamute | ニット作品を中心とするカジュアル寄りのブランド |
Mame Kurogouchi | 元イッセイミヤケスタッフのブランド |
MIDORIKAWA | 2021年のLVMH PRIZEセミファイナリストとして話題 |
MIKAGE SHIN | ジェンダーレスを最大の特徴とするアヴァンギャルド系ブランド |
mina perhonen | 高価ながら長持ちする衣料が人気 |
matohu | 和洋折衷系の独特な作風 |
pillings(旧RYOTAMURAKAMI) | カラフルでファンタジー性の高い作品を展開 |
RequaL | コムデギャルソンの作風に通ずる超アヴァンギャルドな若手デザイナーズブランド |
RYUNOSUKEOKAZAKI | ANREALAGE同様の実験的&アヴゃンギャルドな作風/LVMH PRIZE 2022セミファイナリスト |
soe | メンズカジュアル系 |
SOSHIOTSUKI | アラサー世代の間で人気のメンズブランド/モノトーン調作品が多い |
sulvam | 元ヨウジヤマモトスタッフのブランド |
TAAKK | 近年はパリコレ参加 |
tiit tokyo | レディース系 |
TOKUKO 1er VOL | ミセス層向け/カラフル |
Ujoh | 近年は海外で活躍 |
YUKI HASHIMOTO | メンズ専門/アヴァンギャルド |
ZIN KATO | 低価格\マダム層に人気のエレガント系ブランド |
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