グッチ(GUCCI)の歴代デザイナー一覧

 
 
ドロドロのお家騒動を描いた映画の公開で世界中の注目を集めているグッチとは、
一体どんなデザイナー変遷を辿って来たのか知りたい人向けの歴代デザイナー情報。
 
もともとはレザー系ブランドで既製服に進出して
ミラノコレクションに参加し出したのは1990年頃と、意外にアパレルの歴史は浅い。
 
 

歴代デザイナー

 
 

1990年から1993年頃=デザインチーム制

トム・フォードはこの頃、チームの一員として活動していた

1994年から2004年=トム・フォード

アメリカ出身の男性デザイナー、トム・フォードがヘッドデザイナー(クリエイティブ・ディレクター)に就任。ここから単独デザイナー制に移行。経営者のドメニコ・デソーレと共にお家騒動で信頼が失墜したグッチをV字回復させる

2004-2006(メンズ)=ジョン・レイ(John Ray)

トム・フォードからメンズデザイナーの役職を引き継ぎ、2005SSシーズンから2006AWまで4シーズン・2年間活動。その後は2013年から2016年までダンヒルのデザイナーとして活躍

2004-2005(レディース)=Alessandra Facchinetti

トム・フォードからレディース部門を引き継いで2004年9月の2005SSデビュー。翌2015AWまでわずか2シーズンながらレディースを統括。

2005-2014=フリーダ・ジャンニーニ

イタリア出身の女性デザイナー。グッチ・アパレル部門の更なる躍進に大きく貢献。レディースデザイナーとしては2005年秋の2006SSデビュー。2006年初夏の2007SSからはメンズも担当。

2015年から=アレッサンドロ・ミケーレ

イタリア人男性。ジャンニーニの右腕として活躍したのち、内部昇格する形でグッチの新たなデザイナー(クリエイティブ・ディレクター)に就任

2023年から=サバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)

若手イタリア人男性デザイナー。ドルガバやバレンティノといつた世界的イタリア系ブランドを経てミケーレの後任に大抜擢。就任時点では世界的に見ると無名の存在。

 
 
他のブランドと比べてデザイナー交代が少なめで、
一度就任した人物は長きに渡って活躍する。
 
トム・フォード、ジャンニーニ、ミケーレが功労者と言える存在。
一方でトム・フォードとジャンニーニの間に
ジョン・レイ、アレッサンドラ・ファッキネッティという2人がデザイナーを短期間務めていた事を知らない人も多いと言われる。
 
 
歴代コレクションアーカイブ
https://www.vogue.com/fashion-shows/designer/gucci