FENDI(フェンディ)の歴代デザイナー一覧

 
参考文献
FENDI公式サイト
https://www.fendi.com/jp-ja/cm/inside-fendi/about-fendi/the-history-of-fendi
LVMH日本語版公式サイト
https://www.lvmh.co.jp/メゾン/ファッション-レザーグッズ/fendi/
 


 
1925年にフェンディ夫婦が立ち上げたFENDI。
PRADAなどと同様にファミリー経営の半面をもちながらも
外部から大物デザイナーを招聘して巨大になってきた半面をもつ
このブランドのデザイナー変遷を紹介。
 
 
 

歴代オーナー/デザイナー(中心的クリエイター)

 
 

1920代から1940年代後半頃

アデーレ・フェンデイ/エドアルド・フェンディ創業夫妻中心の経営

1940年代末から1960年代前半

創業者夫婦に加えてパオラ、アンナ(シルビアの母)、フランカ、カルラ、アルダという5人娘が経営に加わる

1965年から1991年

ドイツからやってきたカール・ラガーフェルドの1人体制

1992年から2000年代半ばあたり

カール・ラガーフェルドに加えて、アンナ・フェンディの娘で3代目にあたるシルヴィア・フェンデが加わり、メンズ/レディース共に2人体制に

2000年代半ばから2019年

レディースはカールとシルヴィアの2人態勢、メンズは完全に完全にシルヴィアへと任される形に移行。どのシーズンにメンズが1人体制へと移行したか、細かいシーズンは不明

2019年から2020年

2019年初頭にカール・ラガーフェルドが死去し、そこからの1年はメンズだけでなくレディースプレタポルテ、さらにはオートクチュールすべてをシルヴィアが1人で手がける形が暫定的に続いた

2020年秋から

DIOR HOMMEを手がけるキム・ジョーズ(英国人)がFENDIのレディースのプレタポルテ&オートクチュールデザイナーに就任。この時期からはメンズがシルヴィアを手がける形を継続。一方でレディースプレタポルテについてはキム・ジョーンズに加えてシルヴィアとその娘であるデルフィナ・デレトレズ・フェンディ(4代目)が3人で手がける形に。レディースのショーにはキム/シルヴィア/デルフィナの3人がフィナーレに姿を現す。一方でオートクチュールについてはキム・ジョーンズ1人だけがフィナーレに姿を現すため、彼の1人体制である模様

 
 
 
 

複雑なのでまとめると?(1965年以降)

 
 
メンズ

  • 1965-1991頃:カール・ラガーフェルド
  • 1992-2000年代半ば:カール・ラガーフェルド&シルヴィア・フェンディ
  • 2000年代半ばあたりから:シルヴィア・フェンディ

 
シルビア1人体制になった細かい時期は不明。
 
 
レディース(プレタポルテ)
 

  • 1965-1991頃:カール・ラガーフェルド
  • 1992-2019:カール・ラガーフェルド&シルヴィア・フェンディ
  • 2019-2020:シルヴィア・フェンディ
  • 2021年から:キム・ジョーンズ/シルヴィア・フェンディ/デルフィナ・デレトレズ・フェンディ

 
2021年から新任のキム・ジョーンズの1人体制になるか思われたが、
逆にシルヴィアとその娘がクリエイションに加わる(それぞれ、アクセサリーとジュエリーの担当)。
 
 
オートクチュール(近年復活)
 

  • 2017年頃から2019:カール・ラガーフェルド
  • 2019-2020:シルヴィア・フェンディ(暫定)
  • 2021年から:キム・ジョーンズ

 
 
 
下記公式ツイートを参考にするとフェンディ家の2人は、レディース部門のデザイナーではなく、正確に言うとレディースショーに登場するアクササリー(バッグなど)、ジュエリーのデザイナーとしてキム・ジョーンズと共にランウェイに登場している形である模様。

 
 
 
 
歴代コレクションアーカイブ
https://www.vogue.com/fashion-shows/designer/fendi