バルマン(旧Pierre Balmain)の歴代デザイナー一覧

 
 
 
1940年代・1950年代のトップデザイナー、
ピエール・バルマン氏が立ち上げた「Pierre Balmain(現在のBALMAIN)」
の歴代デザイナー情報。
 
 
 
創業者以外での功労者はデラレンタ氏とルスタン氏。
 
 

ピエール・バルマン

1914年生まれ。1945年の創業から1982年の死去直前まで、40年近く創業デザイナーとして活躍。

エリック・モルテンセン

創業者の死を受けて後継者となった人物。1983AWコレクションではいきなり「デ・ドール賞」を受賞。1980年代末まで在任。

エルヴェ・ピエール(Herve Pierre)

1965年生まれ。モルテンセンのアシスタントとして活躍したのち、師匠の後継者として1990年就任。細かい退任時期は不明。当時、20代後半というだったが権威あるオートクチュールの世界でも活躍

オスカー・デラレンタ

ドミニカ出身のNYトップデサイナー。1993年から2002年7月の2002-03AWシーズンまでオートクチュールのデザイナーとして活躍。任期途中まではプレタポルテも担当。彼が離脱した2002年にオートクチュールは閉鎖(2018年再開)

GILLES DUFOUR

1998年、プレタポルテデザイナーに就任。2000年前後の時期、オートクチュール部門のデラレンタ氏と共に活躍

2003-2006

公式情報なし。この時期は大規模なショーも開催しておらず、偉大なデラレンタ氏が去ってブランドは大きく低迷

クリストフ・ドゥカルナン/Christophe Decarnin

2006年にプレタポルテ(男女両方)デザイナーに就任し、2007SSシーズンから2011年春の2011-12AWまで4年半活躍

オリビエ・ルスタン

2011年就任の若手男性デザイナー。もともとはドゥカルナンのアシスタントであった。2012SSメンズでバルマンデザイナーとしてデビュー。大規模なショーを行い、パリコレにおけるこのブランドの存在感を一気に押し上げた功労者。2021年で就任10周年。ディオール時代のジョン・ガリアーノ同様、モデルだけでなく自身も表舞台に積極的に登場する。

 
 
VOGUE RUNWAYの解説によると、2006年に
クリストフ・ドゥカルナンが就任する前は1ダース(12人)近い人が
「就任しては去り」を繰り返してきた模様。
ただし、公式的資料がないため一部の短期間在任者は省いています。
 
 
 
 
各デザイナーによる歴代コレクション
https://www.vogue.com/fashion-shows/designer/balmain