サイマル放送
2000年代に入ってテレビのデジタル化やインターネット放送が
本格化した事に関連してメジャーになった用語。
サイマル放送とは、
サイマルテイニアス・ブロードキャスティング
(simultaneous broadcasting)
の略語で、
それぞれの単語は
- simultaneous=同時
- broadcasting=放送
という意味。
その意味通り、同じ時間に複数の放送波(放送媒体)にて
まったく同じ放送を流す事を意味する。
ただし、片方の放送にて音楽が流れている時に
権利上の問題により、もう片方では音楽が流せず無音状態になったりする場合があり。
サイマル放送の具体例
- 地上波とBSで同じものを放送
- テレビとラジオで同じものを放送
- 地上波アナログと地上波デジタルで同じものを放送・・・・2011年までの話
- コミュニティーFMが、全国の人に聴いてもらえるわようにネットでも放送を行う
- AM局がFMで同じ内容を放送・・・・・・2010年代から急増中
その他、色々な組み合わせがあり。
狭い地域でしか聞けないものの価値が高い番組を制作しているコミュニティーFM局の中には、
サイマル放送によって一気にリスナーを増やす事に成功している例があり。