作曲と編曲
以下の事に関しては、
あいまいな部分や各アーティストの独自解釈もあり、
必ずしも当てはまるとは限りません。
*基本的にJ-POP分野の話です。
作曲
作曲とは、
あとから歌詞がのる事になるメロディーを作る行為。
作詞と作曲者は同じである場合が多めで、
作曲してから歌詞を作るのではなく、
先に歌詞を作ってからメロディーを作る例もあり。
編曲
英語でいうと、arrangement。
そして、編曲者はアレンジャーと呼ばれる。
こちらの基本的な意味合いは、
歌詞がのる部分のメロディー以外を作る行為。
例えば、アレンジャーは、
作曲者がギター・ピアノ弾き語りで作った素材を渡されたら、
- 曲の全体的な雰囲気を決める
- イントロを作る
- 間奏のメロディーを作る
- ハモリのメロディーを作る
- (歌詞がのる)メロディーとメロディーの間に入る音(オカズ)を作る
- △転調させてラストをさらに盛り上げる
などなど。
サビ直前に、サビを盛り上げるためのメロディー作りあたりも売り上げに大きくかかわる。
編曲者=プロデューサーというケースも多い。
(コード進行に関しては、どちらが最終的に決定するのか不明)
ただし、どこまでが作曲者担当・どこからが編曲者担当
という明確な区切りはない模様。
[例]
例えば、J-POP分野においては、
Mr.Children桜井和寿(作曲担当)と小林武史(編曲担当)の関係性がわかりやすいといわれる。
特に桜井和寿が未熟だった初期作品において、
Mr.Childrenの楽曲ヒットには、小林武史氏の力量が大きくかかわっていると言われる。
小林武史氏はイントロ作りやつなぎの音作り・サビへのつなげ方などなど
すべてがパーフェクトと評される。