お立ち台
1991年、東京・芝浦エリアにオープンした
総面積約1200平方メートルで、
約1500人が一度に踊れる巨大なディスコ(今でいうところのクラブ)、
「ジュリアナ東京」の名物。
ファッションショーのランウェイのようにフロアに設けられた
高さ1.5m前後(大人の男性の身長より少し低いくらい)の長机状の台の事で、
ワンレン・ボディコンの衣装を着用した若い女性達が、
このお立ち台の上で踊っていた。
ただし、お立ち台で踊る人達が衣装で競い合う中、
その衣装の肌の露出具合が問題となり、1993年12月に店から撤去される。
ジュリアナ東京にとって「お立ち台」は大きな特徴であったが
それがなくなった事で客足は一気に遠のく。
仕方がなく店側はお立ち台を復活させて、
衣装が過激でない、店が認定した女性だけをお立ち台に上がれるようにしたが、
それでも人気は戻る事なく、2014年8月末には店が閉店に追い込まれた。
お立ち台の女王
羽根つき扇子(ジュリ扇)を流行らせたとされる
この店の名物客・荒木久美子さん(職業=イベントコンパニオン)
は、"お立ち台の女王"として知られた。