ミスチル現象(Mr.Children現象)
ミスチル現象は、
日本やアジア圏にて長く活躍しつづけているバンド、
Mr.Childrenがブレイクした頃に発生した現象の事。
1992年にメジャーデビューした小林武プロデュースのMr.Childrenは
しばらく人気に火がつかなかったが、1993年夏発売の3rdシングルの「Replay」でその足掛かりを掴み、
その数カ月後(1993年11月)には、ドラマ主題歌に採用された
「CROSS ROAD」
という曲がついにヒット。
この曲は12月にドラマが終了して年が明けてもヒットを続け、
オリコンチャートにて上位をキープし続けた。
さらにボーカル・桜井和寿のルックスの良さに若い女性層が飛びつき、
ジャニーズタレント顔負けの人気に。
桜井和寿やバンドの事を知りたいという思いの中で、
- 過去のアルバムが売れ始める
- 過去の名曲(「抱きしめたい」など)が続々と掘り起こされる
- ライブのチケットが即完売
- カラオケでミスチルの曲が大ヒット
- 桜井和寿の髪型やファッションを真似する男性が急増
- ミスチルに憧れてバンドを始める若者が急増
- レンタルCD店でなかなかミスチルのCD(特にアルバム)が借りられない
こういった現象が発生。
なお1993年11月発売のCROSS ROADは、1994年6月にinnocent worldというニューシングルが発売されても売れ続け、
約半年かけてミリオンセラー作品となった。
特に「抱きしめたい」が収録された2ndアルバム
「KIND OF LOVE」のロングヒットぶりは凄く、
1995年に入ってもチャート上位にランクインしていた。
1995年後半あたりからはブームが落ち着き、
過去のアルバム作品の売上も落ち着く。