マキシシングル
シングル作品が、まだ8cmCDでリリースされていた
1990年代後半頃の音楽用語。
1995年頃までは日本の音楽界において、
シングル作品を8cmCDで発売するのが通例であった。
しかし、1996年に入るとトップアーティストのMr.Childrenが
8月に「マシンガンをぶっ放せ」という12cmCDを発売し、
このあたりから、通常の8cmCDに対して、
12cmCDシングル作品が"マキシシングル"と称されるようになっていった。
その後、
1999年頃からは
8cmシングルを発売するアーティストが激減していき、
2000年代に入るとシングル作品を12cmCDでリリースするのは当たり前となった。
逆に8cmCDは絶滅状態に。
そして、8cmが絶滅状態になってからは、
次第に"マキシシングル"という語句が使われなくなっていった。
12cmCDアルバムと12cmCDシングル(=マキシシングル)の違い)
12cmCDアルバム作品は、プラスチックが頑丈で分厚い。
それに対して、
「12cmCDシングル(=マキシシングル)」
はアルバムと比較して明確に薄い。
8cmシングルと12cmシングルの比較
8cmシングル=4曲入りが多い(歌入り2曲+インスト2曲)
12cmシングル=6曲入りが多い(歌入り3曲+インスト3曲)
12mシングル(マキシシングル)は、
- EP作品
- ミニアルバム
に近い部分があり。
また原材料費や収録分数に比例して、
マキシシングルのほうがやや値段が高め。
逆に8cmシングルは500円くらいで販売される事も稀に存在した。