8cmCDと12cmCD
8cmCD
文字通り、
直径8cmのCD(コンパクトディスク)。
1990年代末あたりまでは、
国内のアーティストがシングルCDをリリースする際は、
こちらの8cmCDでリリースするのが当たり前となっていた。
パッケージに関しては、
- 横約8.5cm
- 縦約16.5cm
で、8cmCDが縦に2つ入るほどの大きさ。
中央部のプラスチックが薄く設計されており、
プラスチックを折って、半分のサイズにして保存する事も可能だった。
(ただし、買った人の大半は半分に折らずに保存していた)
12cmCD
8cmCDよりも大きなサイズのCD。
直径が12cmのため、一般的に12cmCDといわれる。
こちらは容量が大きく、
アーティストがアルバム作品を作品する際に
1980年代後半から使われてきた。
ただし、1990年代末からシングル作品を
8cmCDではなく12cmCDでリリースする例が増えていき、
その移行期においては、通常の頑丈なアルバムパッケージより
薄めに設計されているシングル向けパッケージ商品のシングル作品は
「マキシシングル」
と称されていた。
8cmCDでシングルをリリースする人がいなくなってからは
マキシシングルという呼称も死語に。
8cmCDと12cmCDの比較(1990年代)
8cmCD | 12cmCD | |
パッケージ | 横約8.5cm 縦約16.5cm |
縦12.3cmくらい 横約14cm |
用途 | シングル作品 | フルアルバム作品 ミニアルバム作品 |
最大収録時間 | 20‐25分くらい | 約75分 |
音楽商品価格 |
1000円前後 (稀に500円で リリースする例も)
|
3000円前後 |
収録曲数 |
4曲くらい
表題曲とCW曲の 歌ありと カラオケで 4局のケースが多め |
12曲前後 |