ハイファイとローファイ
ハイ・ファイ(Hi-Fi)
ハイ・ファイ(Hi-Fi)とは、
ハイ・フィデリティ(Hi-Fidelity)の略。
- Hi=高い
- Fidelity=忠実
という意味合いに連動し、
音響機器分野において、その機器から再生される音が
「(ノイズなどがなく)原音を忠実に再現している事」
を意味する。
ロー・ファイ(Lo-Fi)
ハイファイの対義語である
「ローファイ」とは
low-fidelity
の略語。
Low=低い
という意味合いに連動し、
ハイファイとは逆に、原音の再現度が低い事を指す。
それに関連する
「ローファイ・ミュージック」
と呼ばれる1990年代頃に流行した音楽ジャンルは、
意図的にノイズを入れたり、
意図的に音を低く再現したような音楽の事。
例えば、1996年秋に発売されたPuffyのシングル
「これが私の生きる道」
カップリング曲として収録されたユニコーンのカバー曲
「雪が降る街」
は、奥田民生氏がプロデューサーの笹路正徳氏に
"「雪が降る街」をローファイな感じに仕上げてほしい"
という依頼で誕生した曲。
シャープな音の原曲、
ユニコーン「雪が降る街」
と比べて、音がぼんやりとしていて幻想的な雰囲気がある。