木滑良久(Yoshihisa Kinameri)

 
 
1930年2月生まれ。
東京都心エリアで育つ中で、アメリカ進駐軍の人々のライフスタイルに対して
格好良さを感じるようになったと様々なインタビューで語っている。
 
立教大学を卒業したのち、
1950年代半ばに平凡出版(のちのマガジンハウス)に入社し、
編集者としてのキャリアをスタートさせる。
 
「習慣平凡」「平凡パンチ」などの編集者として活躍したのち、
1970年に「an・an」が創刊されると、この雑誌の編集部に所属して編集長としても活躍した。
 
1974年にananから離脱したのち、
アメリカ文化に大きな影響を受けてきた木滑氏は
アメリカのライフスタイルに関する雑誌を立ち上げる構想を練り始め、
平凡パンチ出身の石川次郎氏などと共に
1976年に「ポパイ」という雑誌を創刊し、初代編集長に就任。
(石川氏は副編集長になる)
 
ポパイを人気雑誌へと育て上げ、
日本の若い男性層のライフスタイル/ファッションのアメリカ化に強く影響を与えた。
 
1980年には「anan」の男性版的なライフスタイル誌「BRUTUS」を創刊。
 
現役編集者として長く活躍したのち、1988年にはマガジンハウスの社長に就任。
1996年には会長へと昇進し、2010年代後半時点では名誉顧問という役職。
 
 
 
 

関連映像

 
 
「POPEYEを創った男たち、8人の証言。」 木滑良久 ポパイ初代編集長/インタビュー

 
 


 
関連人物

 
 
 
 
 

 

 
 
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