KOZABURO(コウザブロウ)
参考文献
LVMH PRIZE公式サイト
https://www.lvmhprize.com/designer/kozaburo/
東京コレクション公式サイト
https://rakutenfashionweektokyo.com/jp/brands/detail/kozaburo/
KOZABURO公式サイト
KOZABUROの歴史・特徴・デザイナー情報
デザイナー | 赤坂公三郎/Kozaburo Akasaka |
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生年月日/生まれ年 | 1984年生まれ |
国籍/出身 | 日本/東京 |
出身校 | セントマーチンズ美術大学(ロンドン) パーソンズデザイン学校(ニューヨーク) |
主な賞受賞歴 | LVMH PRIZE 2017 特別賞 |
推定ターゲット年齢層 | 20代・30代・アラフォー世代あたりの男性 |
デザイナー顔写真(左側)
生い立ちから学生時代
デザイナーの赤坂公三郎氏は1984年生まれ・東京出身。
10代の頃は音楽好き少年でもともとは音楽の道に進む事を目指していたが、
自分には音楽の才能がないと自覚(挫折)し、他の道を探すようになる。
そんな中、音楽との関係が深いファッションの道に進む事を決め、
東京の一般大学にて哲学を学んでいたが中退して渡英し、
ロンドンにある世界的な服飾専門教育機関の
セントマーチンズに入学して本格的に服作りを学び始める。
類まれる成る才能をもち赤坂氏は在学中から能力の高さを発揮し、
休学して渡米してから世界的ブランドのトム・ブラウンにてインターンとして修業を積んだ。
休学を経てセントマーチンズに戻り、
同校を卒業すると再びニューヨークに渡り、
インターン経験のあるトム・ブラウンにおいてスタッフとして約2年間活動。
その後、さらなる技術を学ぶために
セントマーチンズと並ぶ世界的な教育機関として知られる
ニューヨークのパーソン・スクール・オブ・デザインの大学院に入り、
同校にて高等な技術を習得する。
2010年代半ばにブランドを創設
パーソンズを出てヴィンテージショップ勤務などの時期を過ごしたのち、
30代前半であった2016年頃に自身のファーストネームを冠した
メンズファッションブランド「KOZABURO」を立ち上げた。
すると、この超エリート若手デザイナーは
ブランドスタートから間もない2017年に
世界最大の若手デザイナー賞であるLVMH PRIZEにて
セミファイナリスト&ファイナリストに選出されたのち、
大賞(グランプリ)に次ぐ2番目の賞であるSPECIAL PRIZE(特別賞)を受賞し、
欧米の業界関係者から一躍脚光を浴びるようになる。
またNYコレクションにも出展するようになった。
2017年・2018頃の時点ではまだ日本での知名度が高かったとは言えないが、
2019年秋の2020SSシーズンに母国・日本で開催される
東京コレクションに公式日程内ではじめてゲスト参加し、
日本の業界関係者や顧客にも幅広くその存在が知られることになる。
なお、コロナ禍の中でNYコレクションが通常通り開催されない中、
2021SS・2021AWシーズンにも東京コレクションに公式参加している。
【ジャンル/作風の特徴】
- 音楽好きなデザイナーによるブランドで、デザイナーは音楽をインスピレーションソースとしている
- LVMH PRIZE公式サイトによると「ハイファッション+ストリート」に作風で、ハイストリート系(ストリートクチュール系)ブランドに分類される
- 黒(ブラック)またはそれに近い色(濃紺など)の生地の作品が大半を占める
- 単なるストリート系ブランドではないだけにパーカといった商品だけでなく大人な雰囲気のジャケット作品も数多く展開
- シンプルな作品が多めながら、デザイナーズブランドだけに一部、装飾性の高いアヴァンギャルドな作品もあり
KOZABUROの商品価格帯(直営通販のドル表示価格参考)
- アウター=主に1000ドルから1500ドル
- トップス=主に200ドルから500ドル
- ボトムス=主に500ドル前後
KOZABUROの作風がわかりやすいルック
KOZABURO関連の公式的映像
LVMH PRIZE公式チャンネル内のデザイナー紹介VTR
東京コレクション2021SS公式映像
KOZABUROと似たような作風のブランド
業界人必読(無料サンプル号あり)
Fujisan.co.jp:WWD JAPAN
[NY/LA/アメリカ系]
トップページ
ブランド名 | それぞれ、どんなブランドか? |
---|---|
Adam Lippes | 爽やかな雰囲気の作品が揃う高級エレガンスカジュアル/バイデン大統領夫人愛用 |
ADEAM | 「芸術性と機能性の両立」がテーマ。無地のシンプルな作品が多い |
Alejandra Alonso Rojas | 手作りのニットウエアを中心とするカジュアルラグジュアリーブランド |
alice + olivia | 日本の若い女性層に人気/フェミニン系で花柄・植物柄が中心 |
ANNA SUI | 独特な色合いのバイオレットがキーカラー。幻想的な作品を展開 |
ASHLYN | YohjiYamamoto出身の韓国人女性による黒服/モノトーン系ブランド |
Badgley Mischka | 大人世代のセレブから人気のドレス系ブランド/大御所系ながら価格帯安い |
Betsey Johnson | 派手でカラフルでバンクな作風/世界的ブランドながら超低価格 |
Bibhu Mohapatra | 鮮やかな色合いの高級柄物ドレスを主に展開/インド系 |
Brandon Maxwell | シンプルなドレス作品が中心/高級系/カラー展開が豊富 |
Brooks Brothers | アメリカ最古のファッションブランド |
Claudia Li | 芸術性の高いオリジナルプリントの作品が得意/低価格 |
COACH | 中価格帯のバッグブランドとしては政界最高峰De_caffeine homme |
Christopher John Rogers | 超カラフルで光沢感のあるキラキラした作品を展開/LVMH PRIZE201ファイナリスト |
De_caffeine homme | 低価格カジュアル系メンズブランド/デザイナーは韓国生まれの日本育ち |
Diane von Furstenberg | ジャージ素材の低価格なラップドレスが人気 |
Dion Lee | 無彩色(白/黒/グレー)系カラーを多用するミニマリズム系ブランド |
DYNE | 革新的な技術の取り込みに積極的なスボーツカジュアル/デザイナーはNIKE出身 |
Eckhaus Latta | 男女デュオか手がける/アヴァンギャルド要素・カジュアル要素の両方をもつ |
ERL | カリフォルニア発のカラフルな格安ストリートカジュアルブランド/ユニセックス |
Halston | イブニングドレス/ジャンプスーツが中心。デザインはシンプルで低価格 |
HELMUT LANG | ミニマリズム系ブランドの代表格/無彩色系カラー中心で低価格 |
JEREMY SCOTT | カラフルで奇抜、そしてファンタジー要素が強い/モスキーノと比べて格安 |
Jonathan Simkhai | シンプルなモノトーン系のドレス&ジャンプスーツが中心 |
Joseph Abboud | サステナブルなモノづくりをするテーラード系ブランド/キングサイズもあり |
Kate Spade New York | カラフルで低価格なバッグ/財布/衣料を展開 |
KHAITE | "The Feminine Unique"というコンセプトをもつ、シンプルな作風の新鋭ブランド |
KOH T | ミニマリズム系/サステナブル系で日本の伝統技術を積極的に活用している新鋭日本ブランド |
KOZABURO | 黒服の多いハイストリート系ブランド |
KUON | 和のリサイクル素材を巧みに利用した和洋折衷のサステナブルブランド/低価格 |
LANDLORD NEW YORK | 日本人デザイナーによる超カラフルなミリタリーベースブランド |
LaQuan Smith | タイトで布面積が小さいシースルー系ドレスが中心/数多くのセレブ愛用 |
MARC JACOBS | NY系最高ランクの高級ブランド/日本ではバッグが人気 |
Marina Moscone | イタリア製の高級素材を使った、シンプルでシックな色合いのドレスやジャケットを展開 |
Maryam Nassir Zadeh | カラフルで鮮やかな色使いが特徴/デザインはシンプルな傾向/低価格 |
OVERCOAT | 体型・性別・年齢層を問わないコート中心のジェンダーレス系ブランド |
Palm Angels | イタリア文化とアメリカ西海岸の文化を融合した、大人向けのハイストリート系ブランド |
PatBO | リゾート系のドレスと水着が主力のブラジル系ブランド |
Peter Do | モノトーン作品中心のミニマル系ブランド/新人ながらかなり高額 |
Prabal Gurung | 華やかなドレス作品を中心とするコンテンポラリーブランド |
Proenza Schouler | ミニマル系ながら、現代アート/ユースカルチャーからの影響も受けた作風 |
Rebecca Minkoff | 低価格なデザイナー衣料&ハンドバッグを展開/エレガンスカジュアル系 |
RODARTE | 米国ブランドながら、中世ヨーロッパの香り漂う幻想的でノスタルジックなドレスを展開/高級系 |
Rosetta Getty | オン/オフ両方に対応できる控えめなデザインが特徴のコンサバ系ブランド |
RUI | タイトな穴あき系ニット作品が得意/デザイナーは2021年度LVMH賞の部門賞ウィナー |
SNOW XUE GAO | カラフルで芸術的な異素材MIX系ブランド/左右非対称な作品ばかり |
STAUD | 明るい色合いのシンプルなドレスを格安で展開するカリフォルニア系ブランド |
TADASHI SHOJI | 日本人デザイナーによるセレブ愛用のイヴニングドレス系ブランド |
Telfar | ジェンダーレス系のストリートカジュアル/トップブランドながら激安な価格帯 |
theory | ファーストリテイリング傘下/大人の女性を美しく見せる作品が大人気 |
THE ROW | モノトーン系のシンプルでシックな作品を展開/価格帯は超高額 |
Tanya Taylor | 若い女性が好みそうな美しい色の生地を多用するカラフルなブランド/低価格 |
TOMO KOIZUMI | オートクチュール系/店舗販売はなし |
Tory Burch | 幅広い商品を展開/カラフルで花柄多い/NYトップランクながらお買い得な価格帯 |
Ulla Johnson | 旅好きな女性デザイナーが創る、エスニックな雰囲気漂うドレスブランド/サイズ展開豊富 |
VIVIENNE TAM | 中国系女性デザイナーのブランド |
XULY BET | サステナブルな作品作りをするパリ/NY系ブランド |
3.1 Phillip Lim | 中価格/コンテンポラリーブランドの代表格 |
TOMMY HILFIGER(百貨店からSCまで幅広く出店) | コレクションに参加しているものの低価格&カジュアル系 |
Veronica Beard | 女性用ジャケットを豊富に展開する仕事着系ブランド |
Willy Chavarria | 黒い生地のシンプルな作品中心のメンズブランド/ワイドなシルエット |
YEOHLEE | 余り布を出さないシンプルなモノトーン系作品を展開するサステナブル系ブランド |
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