アナスイ(ANNA SUI)
ANNA SUIの歴史・概要
デザイナー=アナスイ(年齢/生年月日不詳)
中国系アメリカ人。
自動車の街・デトロイト出身。
NYのパーソンズという名門ファッション系学校を卒業し、
スティーヴン・マイゼルという世界的カメラマンのスタイリストとして働く。
その後、自身の名を冠したブランドを設立し
1990年代初頭から世界4大コレクションの一つである
ニューヨークコレクションに参加しはじめる。
NYコレクションにはナオミ・キャンベルをはじめとして
世界的なモデルがたくさん登場し、
1990年代半ばにスーパーモデルブームが起きた中で
ショーを通じてANNA SUIブランドの認知度は一気に向上した。
日本ではスーパーモデルブーム期終盤の1996年から伊勢丹が事業展開を行い、
香水や小物・コスメ関連商品が若い女性層の間で大ヒット。
またライセンスブランド商品も大ヒットしてきた。
ブランドのイメージカラーは紫。
[補足]
ニュースによると医療分野の売り上げ不振などにより、
2020年3月期をもって本国アナスイ社と伊勢丹の契約が終了。
アナスイの価格帯
オンラインショップ参考
[衣料品]
- ワンピース/ドレス=10万円前後
- トップス~1-5万円
- ボトムス=5万円前後
[その他]
- バッグ=1-3万円
- 香水=サイズによる(ミニ香水は超低格)
- コスメ=単価500円から5000円くらい
衣料よりバッグのほうが高いブランドが多い中、
こちらのブランドはバッグを安く手に入れられる。
アナスイの顧客年齢層/ブランド
ショーに登場するモデルの年齢層と同じく、
20代を中心に10代後半からアラサー世代あたりの間で各商品が人気。
アナスイというブランド名の由来
アナスイとは
「ANNA SUI」
をカタカナ表記したもの。
なので「アナ・スイ」という表記のほうが正しい。
昔はアンナスイと表記する日本のメディアも存在した。
これはデザイナー・創業者のフルネームをそのままブランド名にしたもの。
アナスイ豆知識
- 2000年代に世界的なモデルとして活躍していた現女優の杏(渡辺謙の娘)は、アナスイ氏のお気に入りモデル。NYコレクションのショーには毎回のように出演していた。
- 日本のデザイナーで言うと、山本寛斎などと交流がある。
- 乃木坂46の齋藤飛鳥は、2010年代半ばにアナスイの広告モデル(アジア圏)に抜擢された事がある。
アナスイの競合ブランド/似ているブランド
- alice-olivia
- TSUMORICHISATO
[NY/LA/アメリカ系]
トップページ
ADEAM | デザイナーは日本人で日本から大きな影響。若い女性層に人気 |
---|---|
alice + olivia | 日本の若い女性層に人気 |
ANNA SUI | バイオレットがキーカラー。日本の若い女性層に人気) |
Brooks Brothers | アメリカ最古のファッションブランド |
COACH | 中価格帯のバッグブランドとしては政界最高峰 |
Diane von Furstenberg | ジャージ素材の低価格なラップドレスが人気 |
KOH T | ミニマリズム系/サステナブル系で日本の伝統技術を積極的に活用している新鋭日本ブランド |
MARC JACOBS | NY系最高ランクのブランド |
Palm Angels | イタリア文化とアメリカ西海岸の文化を融合した、大人向けのハイストリート系ブランド |
theory | ファーストリテイリング傘下/大人の女性を美しく見せる作品が大人気 |
TOMO KOIZUMI | オートクチュール系/店舗販売はなし |
VIVIENNE TAM | 中国系女性デザイナーのブランド |
XULY BET | サステナブルな作品作りをするパリ/NY系ブランド |
3.1 Phillip Lim | 中価格/コンテンポラリーブランドの代表格 |
TOMMY HILFIGER(百貨店からSCまで幅広く出店) | コレクションに参加しているものの低価格&カジュアル系 |
[ファッションブランド]