エンゲル係数
engel coefficient
エンゲル係数は、
19世紀を生きたドイツのエルンスト・エンゲル(Ernst Engel)という統計学者が導き出した
「エンゲルの法則」
という家計に関する法則に関連する係数の事。
まず「エンゲルの法則」とは
一家の総合的な消費支出のうち、総所得が低いほど食費の割合が高くなる、という法則。
そして、総消費支出のうちの食費が占める割合をパーセンテージで表したのがエンゲル係数。
総務庁HPの2017年度データによると
- 年間収入約1500万円の家庭のエンゲル係数は約20%
- 年間収入700万円前後の家庭のエンゲル係数は約25%
- 年間収入200-300万円くらいの家庭のエンゲル係数は約30%・・・・法則通りで高数値
くらいが平均になると記載されている。
つまり、年間収入1500万円くらいの家庭と
年間収入200万円から300万円程度の家庭のエンゲル係数には、10%前後の開きがあり。
[注記]
物価の状況などにより、エンゲルの法則が役立たない例もあり。
[食/グルメ用語集]
(グルメ雑誌でお馴染みの基本用語等)
[業界誌系用語]
(食系業界誌に登場するようなビジネス系専門用語)