Molly Goddard(モリ―・ゴダード)
参考文献
ロンドンファッションウイーク公式サイト
https://londonfashionweek.co.uk/designers/molly-goddard
Molly Goddardの歴史・概要
デザイナー | モリ―・ゴダード(ブロンドの長髪が印象的な女性) |
---|---|
デザイナー性別 | 女性 |
国籍 | 英国 |
生年月日 | 1988年12月16日生まれ |
出身校 | セントマーチンズ美術大学 |
参加コレクション | ロンドンコレクション(レディース) |
対象性別 | 女性(主に女性) 男性 |
主な賞受賞/ノミネート歴(デザイナー) | 2016年度 The Fashion Awards「Emerging Talent Award」受賞 2017年度 LVMH PRIZE ファイナリスト選出 |
デザイナーの近影写真
若手女性デザイナー・Molly Goddard氏はロンドン生まれ。
2009年から2014年までは5年に渡って
ロンドンのセントマーチンズ美術大学にて
ニットウェア系のクラスに属し、様々な技術を学ぶ。
(2009年から2012年まではBA/2012年から2014年まではMA)
そして2014年にセントマーチンズのMA(修士課程)修了を待つ事なく中退し、
2014年9月にロンドンを拠点として自身の名を冠したブランドを立ち上げる。
すると、彼女の圧倒的な能力により、0からスタートした
モリーゴダードというブランドは急成長していった。
2016年秋開催の2017年春夏シーズンからは
ロンドンコレクションに参加するようになったが、
2016年末には英国最大のファッション関連賞である
「The Fashion Awards(前年まではBritish Fashion Awardsという名称)」
においてEmerging Talent Awardの賞を受賞した事で注目度が上がる。
さらに、2017年にはLVMHグループによる世界最大級の
若手デザイナー向けコンテスト「LVMH Prize」にて
大賞を受賞したMARINE SERREやAMBUSHのYOON AHNなどと共に
ファイナリストに選出され、一躍世界的な注目を集める。
その他、2016年秋には女優・橋本愛が日本テレビ系
「アナザースカイ」においてロンドンを旅した際、
相当なMolly Goddardファンである事が明らかになり、
この放送により、日本における知名度も一気に急上昇した。
レディース中心のブランドながら、近年はわずかにメンズも展開する。
公式サイト
https://mollygoddard.com/
歴史がわかる映像(LVMH Prize系公式映像)
【作風の特徴】
- 色遣いはカラフルで若い女性層が好みそうなパステルカラーを多用
- 幻想的でノスタルジックな雰囲気が漂う
- 羽根付きのフワフワした雰囲気のワイドシルエット作品や、オーガンジー/チュール素材を使った透け感のある作品が多い
- ドレス作品が中心
モリ―ゴダードの商品価格帯(公式通販サイト参考)
直営通販参考。
2021年時点。
- ドレス=1000ユーロから3000ユーロくらい
- 薄手トップス=200ユーロから500ユーロくらい
- 厚手トップス=500ユーロから700ユーロくらい
- ボトムス=500ユーロ前後
- バッグ=500ユーロ前後
- 靴類=主に300ユーロから500ユーロ
ドレスに関してはだいぶ高額。
ただし、薄手トップスなど安価で手に入るものもあり。
日本語非対応の直営通販の他、
FARFETCHやMatches Fashionといった外部通販サイトでも取り扱いあり。
モリー・ゴダードの顧客年齢層/ターゲット
インスタで
「#モリ―ゴダード」
と検索してもあまり自撮り写真は見つかりません。
そのため、日本における顧客年齢層は不明。
海外での年齢層は
「#mollygoddard」
でハッシュタグ検索すると見えてきます。
海外に関しては、20代くらいの女性層から
60代以上の富裕層と思われる女性まで
かなり幅広い世代の女性層から愛されている模様。
値段が高い事もあり、
若い人からしか人気がないというわけではないようです。
【ロンドン開催ショーのゲスト年齢層】
ショーにブランド側が招くゲストにはターゲット年齢層が反映される。
海外サイトでショーレポートを確認したとこめ、
やはり世代を問う事なく、20代から70代くらいまで
幅広い世代の女性がゲストとして招待されています。
そういった意味でもやはり細かいターゲット年齢層はなく、
幻想的な雰囲気の衣料を好む幅広い世代を対象にしているようです。
歴代のコレクションルックやゲスト写真を閲覧したい場合はこちらが便利
https://nowfashion.com/collections?utf8=%E2%9C%93&set=&designer=molly-goddard
モリーゴダード愛用有名人
- 橋本愛(1996年生まれ)
作風を象徴するような作品紹介
同じ系統のブランド
- Simone Rocha(ロンドン系)
- Yuhan Wang(ロンドン系)
- Mary Katrantzou・・・・・美しく色鮮やかで幻想的な雰囲気も漂うプリントドレス系ブランド
- tsumorichisato
- ANNA SUI
- alice+olivia
- mina perhonen
無料サンプル号あり
Fujisan.co.jp:WWD JAPAN
[英国(ロンドン)系高級ブランド]
ブランド名 | それぞれ、どんなブランドか? |
---|---|
Ahluwalia | パッチワーク作品中心のカラフルなストリート系ブランド/低価格 |
Anya Hindmarch | ユニークでカラフルなバッグ・財布・アクセサリーを展開/目玉モチーフ作品中心 |
ALLSAINTS | 欧州系プレミアムコンテンポラリーブランドのリーダー的存在/低価格 |
APUJAN | ファンタジー要素のあるドレス作品を展開する台湾系ブランド |
Ashley Williams | カラフル/ハイストリート系のレディースブランド |
Astrid Andersen | 若手デンマーク人女性がデザイン/スポーツウエア要素のあるストリートブランド |
A.W.A.K.E. | シンプルながらもエレガントで女性的な雰囲気漂う作風が特徴 |
Bethany Williams | アヴァンギャルドな作風のサステナブル系ブランド |
BIANCA SAUNDERS | 若手女性デザイナーによるアヴァンギャルド/ストリート系のメンズブランド。2021年度ANDAM賞ウィナー |
Bobby Abley | アニメ好きデザイナーによる、ファンタジー要素をもったハイストリート系ブランド |
Bora Aksu | フリルなど若い女性層が好む装飾が施されたパステルカラー生地の作品が中心 |
BURBERRY | 英国を代表する世界的な高級ブランド |
Charles Jeffrey LOVERBOY | カラフルで超前衛的な作風のクラブファッション系ブランド |
COS | H&M系のハイエンドライン/価格安い |
COTTWEILER | 装飾性の低いミニマリズム系のメンズストリートウェアを展開 |
Craig Green | アヴァンギャルドな作風のメンズブランド |
Daniel w. Fletcher | 良質な素材使用のハイカジュアル系(メンズ)/低価格 |
David Koma | 相反するスポーティ要素/フェミニン要素の両方を併せもつ独特な作風 |
Dilara Findikoglu | 中世ヨーロッパ的な雰囲気が漂う作風が特徴のゴシック系ブランド |
dunhill london | フォーマル系だけでなくカジュアル商品も扱う |
Edeline Lee | シンプルデザインのフェミニン系ブランド/ターコイズ色作品が中心/幅広い体型に対応 |
Edward Crutchley | テキスタイルに強いこだわりをもつ/シルク100%の高級商品が多め |
Eudon Choi | メンズライクな要素のあるレディース服を展開する韓国系ブランド |
Emilia Wickstead | シンプルながらもロマンティックな雰囲気漂うドレスを展開/英国王妃達が愛用 |
Erdem | ノスタルジックな雰囲気のロングドレスが中心/高価格 |
Feng Chen Wang | 左右非対称の芸術的なデザインのアウターが中心のユニセックス系ブランド |
Gayeon Lee | パステルカラー作品が多い/若い女性層向けのスウィートカジュアル系 |
Halpern | 光沢感の強いシルク素材作品が中心のイヴニンクドレス系ブランド |
Helen Anthony | 男女向けに様々なタイプのスーツ系商品を展開 |
HOUSE OF HOLLAND | 派手でカラフルな作風/価格帯安い |
Jamie Wei Huang | カラフルでアヴァンギャルド/爽やかな水色や明るい青の生地を多用/低価格 |
Jens Laugesen | 前衛的/実験的な作風の北欧系ブランド |
JOHN LAWRENCE SULLIVAN | アヴァンギャルドな要素のある日本発のテーラード系ブランド |
JORDANLUCA | イタリア伝統の仕立服要素が加わったハイストリート系ブランド |
JWアンダーソン | 中性的な雰囲気の作品作りが特徴 |
Kiko Kostadinov | カラフルでアヴァンギャルドな作風/ロンドン系最高峰ブランドだけに高額 |
KNWLS(旧Charlotte Knowles) | コルセットをインスピレーションソースとする、タイトで肌の露出が多い作品を展開 |
Labrum London | 西アフリカ文化と英国の仕立て文化をミックスさせたテーラード系ブランド |
LYPH | ポップアート風の作風でカラフルな柄・プリントの作品ばかり/低価格 |
Maharishi | カーキ/セージグリーン系生地を多用するミリタリー系 |
Margeret Howell | 「シンプル&ベーシック」をモットーとするユニクロ的なハイカジュアルブランド |
Marques'Almeida | デニム素材の作品が得意なアヴァンギャル系ブランド/低価格 |
Mark Fast | 若者受けしそうなVividカラーを多用する男女向け低価格カジュアル/ニットウエア中心 |
Martine Rose | ストリート/スポーツ/テーラリングなど要素が融合したメンズ系ブランド |
Matthew Williamson | 中世の英国貴族邸に使用されていそうな華やかでヴィンテージ感ある布地/インテリア/食器等を展開 |
Matty Bovan | 手作業にこだわるカラフルで超前衛的なレディースブランド |
MISA HARADA | オートクチュールのテイスト漂う帽子を買いやすい価格帯で提供 |
Molly Goddard | 幻想的な作風が特徴/橋本愛が好きなブランドとして有名 |
Nensi Dojaka | 奇抜なドレス/ジャンプスーツを展開/LVMH PRIZE 2021勝者のブランド |
Nicholas Daley | ストリート寄りながらも様々な要素を併せもった独特な作風のメンズブランド |
Oliver Spencer | 落ち着いた作風のコンテンポラリーメンズブランド/トップランクながら価格帯安い |
palmer//harding | 前衛的/芸術的なシャツ商品をメイン商品とするレディースシャツレーベル |
paria/FARZANEH | デザイナーのルーツである中東の香り漂うストリートカジュアル系ブランド |
Paul Costelloe | エレガントなミニスカート丈ドレスなどを得意とする大御所ブランド |
Paula Knorr | 光沢感のあるタイトなボディコン系ドレスが中心/高級素材使用のため高額 |
Per Gotesson | デニム素材を用いた超実験的な作品などを作っているメンズブランド |
Phoebe English | 徹底してサステナブルなモノづくりを行うシンプルな男女向けブランド |
Preen by Thornton Bregazzi | ストリート要素・ロック/パンク要素のある、装飾性の高いドレス作品が中心 |
Pringle of Scotland | 1815年スコットランド発祥の高級ニットウェアメーカー/英国王室御用達 |
QASIMI | カーキ系の無地作品や中東を連想させる柄物が多いUAEブランド |
Raeburn | サステナブルなモノ作りが特徴のミリタリー/ストリート系/低価格 |
Richard Malone | 実験的な作風のアイルランド系サステナブルブランド |
Richard Quinn | 花柄/植物柄プリントの華やかなドレス中心/エリザベス女王お気に入り |
RIXO | 爽やかさやヴィンテージ感を感じさせる花柄/ペイズリー柄の作品が中心/低価格 |
ROKSANDA | フェミニン系/カラフルなロングドレスが世界中のセレブの間で人気 |
Robyn Lynch | カラフルなスポーツカジュアル系メンズブランド/低価格 |
Saul Nash | スポーツ&ストリート要素が強い/パーカー中心/デザイナーは現役ダンサー |
Shrimps | カラフルなフェイクファーコートがメイン/フェミニン系 |
Simone Rocha | 幻想的/ノスタルジックな雰囲気のレディースブランド |
Stefan Cooke | 英国特有のアーカイル柄作品が多いハイカジュアル系メンズブランド |
Supriya Lele | 秋冬でもシースルーの薄生地(蛍光色中心)が多い前衛的なブランド |
SUSAN FANG | フェミニン系で20代向け/超実験的な作風が特徴で持続可能な特殊素材開発にも力を入れる |
S.S.DALEY | 英国風のチェック柄のシャツ/ニット中心のサステナブル系メンズブランド |
Teatum Jones | シンプルな作風/環境意識&動物愛護意識が極めて強いレディースブランド |
TOGA | 古田泰子氏によるブランド/アヴァンギャル系/ニット商品が得意 |
Tokyo James | ナイジェリア系英国人によるカラフルで前衛的なスーツ系ブランド |
Vinti Andrews | 若い男女向けの格安ストリートカジュアル系ブランド |
Vivienne Westwood | パンクロック/アヴァンギャルド系 |
WEIYU-HUNG | サステナブルなモノづくりをするドレスブランド/ナチュラルカラー生地が中心 |
Xander Zhou | 様々な要素が入り混じる、独特な作風の中国系メンズブランド |
Yuhan Wang | パステルカラー生地を用いた爽やかさ&幻想的な雰囲気漂うドレスを展開 |
16Arlington | 裾にフェザーが付いた作品が多い、華やかなイヴニングウェア系ブランド |
[ロンドン系ブランドの特徴]
ファンタジーの国・英国だけに
幻想的な作風のブランドが多いほか
パンクロックで有名な国のため
ストリート/パンク系のブランドも多め
[他国/都市のカテゴリ]
英国系ブランド人気ランキング
(公式インスタフォロワー数)
- BURBERRY 1822万人
- Jimmy Choo 1131万人
- Alexander McQueen 1108万人
- TOPSHOP 1059万人
- Reebok 375.1万人
- Manolo Blahnik 351.3万人
- Dr.Martens 285.2万人
- COS(H&M系列) 240.8万人
- Vivienne Westwood 224.6万人
- JW ANDERSON 115.9万人
続きはこちらにて。
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