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カシオ計算機(CASIO)の企業プロフィール

 
参考文献
カシオ計算機公式サイト内の下記公開資料
 


 

創業者=樫尾四兄弟

 

  • 樫尾忠雄(1917年生まれ)・・・・・財務の中枢
  • 樫尾俊雄(1925年生まれ)・・・・・開発の中枢
  • 樫尾和雄(1929年生まれ)
  • 樫尾幸雄(1930年生まれ)・・・・・2022年人で唯一の存命人物

 
 
 

まずは長男・次男でビジネスをスタート

 
終戦から約半年が経過した1946年春、
既にビジネスの世界で活動していた長男の樫尾忠雄(1917年生)が中心となって
「樫尾製作所」を東京都三鷹市で創業。
 
そこに発明家を目指す次男・俊雄(1925年生まれ)が加わり、
まずはタバコを最後(根本)まで吸いきる事ができる
「指輪パイプ」という商品を開発。
終戦後に大半の国民が貧困に苦しんでいた中、
趣味趣向品の代名詞であるタバコを最後の最後まで
吸いきれる事が受け、この作品が大ヒットする。
 
 

1949年に三男・四男も加わる

 
 
1949年、忠雄と俊雄はこの年に銀座で開催されたビジネスショーにて
海外の電動計算機を見て、自分達も計算機を開発・市販する事を決意。
 
5年後の1954年にようやく、
日本初となる電動計算機の試作品が完成。
 
しかし、商社の担当者から
「優れた性能の海外品に比べて時代遅れ」
と一蹴されてしまい、試行錯誤の日々がはじまる。
 
そんな中、三男の和雄と四男の幸雄もビジネスに加わり、
四兄弟で計算機作りに励むようになった。
 
試作品を一蹴されてから3年が経過した1957年の春、
世界初となる高性能の小型純電気式計算機「14-A」を完成させる。
 
 
 

 
 

1957年6月、父を社長として会社を設立

 
 
リレー式計算機「14-A」を完成させたのち
(株)内田洋行との販売契約をかわし、
その製造・開発元として「樫尾計算機株式会社」を設立。
 
そして、息子たちは父の茂に対して社長就任をお願いし、
四兄弟の父である樫尾茂が
樫尾計算機株式会社の初代社長に就任。
(雇われ社長のような敬意のため、父は創業者とはみなされない)
 
その年の年末には総代理店である
(株)内田洋行への計算機納入がスタートした。
 
3年後の1960年には商号を
「カシオ計算機株式会社」へと改称した。
その1960年には父・茂に替わって長男の忠雄が2代目社長に就任
 
 
1962年には営業部を立ち上げて直販を強化。
1965年には内田洋行との契約を打ち切り、代理店を引き継ぐ。
 
1960年代後半には海外進出をスタートさせたほか、
計算機の高性能化・小型化も進んでいく。
 
 

1974年に初の腕時計を発表

 
 
カシオの卓上計算機(電卓)はビジネスの世界で欠かせない存在となり、
会社の業績が倍々で増えていく中、
1970年秋には東証2部上場を果たす。
2年後の1972年8月には東証1部に昇格。
 
1974年にはオフィスを都心の新宿へと移転。
 
 
その1974年には電卓の開発で培ってきた技術をいかして
カシオ初の電子腕時計商品「カシオトロン QW02」を発表。
デジタル腕時計の世界にも進出。
 
その後、ストップウォッチ機能・世界時計機能など腕時計の高性能が進み
カシオは電卓分野だけでなく腕時計分野でも注目を集める存在に。
 
1980年前後には電子楽器(電子ピアノ)・ポケットコンピューター・小型液晶テレビなどの世界にも進出。
 
 
 

1983年「G-SHOCK」を発表

 
 
腕時計事業がどんどん伸びていく中、
1983年には衝撃に強い事を大きな特徴とするデジタル腕時計「G-SHOCK」を発表。
それまでに流通していた腕時計というものは精密機器扱いで
取扱いに注意が必要であった中、スポーツの世界などで大きな注目を集める。
 
 
 

1988年、三男・和雄が3代目社長に

 
1988年、28年に渡って社長を務めてきた長男・忠雄に替わり、
12歳年下の三男・和雄が3代目社長に就任。
 
1990年代に入っても事業領域はますます拡大していき、
具体的には

  • ラベル印刷機
  • 腕時計型血圧計
  • 電子手帳
  • 携帯情報端末
  • PHS電話機
  • カーナビ

といった分野に進出。
 
一方、主力の腕時計事業に関しては、
女性ファンを取り込むためにデザインにこだわった女性向け耐久衝撃腕時計
「Baby-G」を発表した。
 
1998年には本社を渋谷区初台へと移転。
 
2000年代に入ると時代の流れの中でデジカメ・電子辞書のビジネスを強化。
もともとは評判が良くなかった電子ピアノの音質も向上していく。
 
 
海外にて高い人気を誇る耐衝撃腕時計「G-SHOCK」シリーズ商品は、
2009年に世界累計の出荷本数が5000万本を突破するまでになった。
 
 
 

2015年に三男の息子が4代目社長に

 
 
1988年から27年に渡って「樫尾四兄弟」の三男にあたる
樫尾和雄(1929年生)が社長として活躍したのち2015年春に会長に退き、
彼の長男である樫尾和宏(1966年生まれ)がカシオ計算機の4代目社長に就任
 
スマートフォンなどに電卓が標準で装備される時代になった中、
2020年代の今では時計事業(腕時計/置時計)を軸とした会社として存在する。
 
 
 
 


 
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