WWD JAPAN歴代編集長(一部期間は不明)

 
アメリカ発祥の権威あるファッションビジネス情報新聞WWD。
その日本版で1979年に創刊されたWWD JAPANと言えば、
VOGUE JAPANの編集長と並ぶくらい日本の繊維/アパレル業界における影響力をもつ。
 
そんなポジションに君臨してきた人物を紹介。
 
 
 
[注記]
古い時代など一部期間に関しては
公式的な情報が見当たらないため今のところ不明です。
 
編集長さんのお名前敬称略。
 

創刊初期

編集長不明。調査中

三浦彰:1994年就任(退任時期不明)

福島県出身。慶応大学を経て野村證券に入社し、若い頃は証券マンとして過ごす。その後、証券マンを経て1982年にWWDジャパン編集部入り。編集長を退任してからも長く編集部に残り続け、2010年代後半まで編集委員として活躍

2006-2013:山室一幸

1959年生まれ。上智大学出身。1980年代半ば、若くして自らが積極的に動いてコレクション情報番組「ファッション通信」を誕生させ、名物プロデューサーとして、同じく主要スタッフの大内順子氏と共に長く活躍。20年以上に渡ってテレビプロデューサー/ジャーナリストとして活躍したのち、2006年にINFAS社のWWD JAPAN編集長に。在任中の2013年に若くして急逝し、編集長としてのキャリアにも終止符が打たれた

2013-2015:都築千佳

カリスマ・山室氏の死を受けて急遽編集長に就任し、2年間務める

2015-2021:向千鶴

1970年生まれの女性。日本のジーンズメーカーEDWINの営業スタッフとしてキャリアをスタートさせ、その後はジャーナリストに転身して日本繊維新聞社で働く。2000年にINFASパブリケーションズに転職。海外コレクションの取材などで活躍。2015年に都築氏の後継者として編集長に。以降、WEB版編集長の村上氏と共に活躍。2021年の人事異動により、執行役員WWDジャパン編集統括サステナビリティ―・ディレクターという役職に移行。

2021年から:村上要

1977年生まれ。静岡新聞社の記者を経てアメリカに留学。ニューヨークの世界的ファッションスクールであるF.I.Tにて雑誌作りのノウハウなどを学んで帰国。その後、INFAS社に入社して2017年にはオンラインメディア「WWDJAPAN.com」の編集長に(この時期の紙媒体の編集長は向さん)。2021年、向さんの後継者としてWWDJAPAN紙媒体の編集長となる