ユニクロの歴代大型コラボブランド/デザイナー一覧

 
 
2006年から2013年頃まで実施されていた
小規模デザイナー招待/コラボレーションプロジェクト
「デザイナー・インビテーション・プロジェクト」から発展するような形で、2010年代半ばからユニクロはH&M同様、
国内外の世界的デザイナーと積極的にコラボをするように。
 
このページでは、小規模コラボの
「デザイナー・インビテーション・プロジェクト」
以外でユニクロとコラボしてきた歴代デザイナー/ブランドを紹介。
 
 

起爆剤となった超大物デザイナー

 

JIL SANDER(+J)

FR幹部・勝田氏の交渉により、2009年に大型コラボが実現したFRにとって初めての世界的デザイナー。ユニクロ同様にシンプルで無装飾なデザインを特徴としており、相性は抜群。2010年前後にコラボライン「+J」は世界中で大ヒットし、ユニクロのブランドのランクを大きく底上げした。その後、彼女は自身が設立してブランドのデザイナーに復帰したがすぐに退任。長い空白を経てユニクロとの2度目のコラボも実現。

 
 
https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/corp/press-release/2009/07/070810_plus_j.html
 
 

ジルサンダー以降

 
 

アンダーカバー(UU)/高橋盾

高橋盾氏が1990年に設立。裏原宿系ブランドを経て東京コレクションに進出。2000年代前半からはパリコレに出展。ユニクロとは2012年に「UU(ユニクロ・アンダーカバー)」というファミリーコレクションを通じて付き合いがスタート。日本のデザイナーの中では初めての大型コラボ相手。UUはいったん終了するも、2014年にキッズラインとして復活

イネス・ド・ラ・フレサンジュ(ユニクロ×イネス)

1980年代における世界最高のスーパーモデル。1983年からはシャネルと専属契約し、パリコレで活躍したが、専属契約が終了するまで、カール・ラガーフェルドと共に働き、彼の働きぶりを近くでみてきた歴史を持つ。デザイナー引退後、自身の名を冠したブランドを設立し、今度はデザイナーとしてパリコレに復帰。ユニクロとのコラボは2014年春夏シーズンにスタート

クリストフ・ルメール(UNIQLO U)

かつてエルメスのデザイナーも務めていたパリのトップデザイナー。彼もまたジルサンダー同様に無装飾/シンプル系のデザインを心情としており、ユニクロとの愛称は抜群と言われていた。エルメスを離脱してからは2015年からユニクロとの付き合いがじまり、そこから発展してユニクロとのコラボプロジェクト「UNIQLO U」監修者として活躍。

HANA TAJIMA(HANA TAJIMA FOR UNIQLO)

民族衣装系デザイナー。2016年にコラボがスタート

JWアンダーソン(ユニクロ and JWアンダーソン)

ロンドン系のトップデザイナー。子供の頃から日本文化に親しんできた歴史をもつ。2017年からコラボがスタートし、長く続く。

marimekko

フィンランド発祥の世界的なテキスタイル系メーカー。アパレル商品は、プリント生地を裁断してそのまま縫ったようなシンプルな商品を展開。2018年春に大型コラボを実施

トーマス・マイヤー(tomas maier and uniqlo)

ミラノコレクションのトップブランド、ボッテガヴェネタのデザイナーを務めていた時期もある世界的なドイツ人デザイナー。一方で自身の名を冠したブランドも展開してきた。2018年にコラボリゾートウェアコレクションを発表

アレキサンダー・ワン(UNIQLO and alexanderwang)

パリコレブランド、バレンシアガのデザイナーとしても活躍した時期があるNYのトップデザイナー。2018年にヒートテックを通じてコラボが始まり、2019年にはコラボ「エアリズム」コレクションを発表

リナ・シン

インドのデリーを拠点とするデザイナーで2011年に自身のレーベルを設立。2020年にユニクロとのコラボ「クルタ・コレクション」を発表。

MAME/黒河内麻衣子(Uniqlo and Mame Kurogouchi)

イッセイミヤケ出身の若手女性デザイナー。2010年代後半からパリコレに進出。2021年にユニクロとのインナーウェアコラボがスタートし、コラボ品は「マメクロ」として親しまれていたが、2023年に惜しくもプロジェクト終了

White Mountaineering/相澤陽介(UNIQLO and White Mountaineering)

近年リニューアルされたクロネコヤマト配達員のユニフォームを手がけた事でも知られるパリコレデザイナー。2021年秋にユニクロとコラボ

MARNI(UNIQLO and MARNI)

ミラノコレクションのトップブランド。2022年春にコラボが発表されると大きな話題に。

クレア・ワイト・ケラー(UNIQLO:C)

クロエ・ジバンシィなどで活躍してきた世界指折りの女性デザイナー。ジバンシィ退任からの空白期間を経て2023年夏にユニクロとのコラボがスクープされると、世界中で大きなニュースとなった。

 
 
 
その他、イッセイミヤケ/ヘルムートラングのデザイナーを経て
ユニクロにデザインディレクターとして入社した滝沢直己氏も、イネスとの協業にかかわるなど、ユニクロのコラボプロジェクト発展に大きく貢献してきた人物
 
 
 

グループ内コラボ

 

  • コントワーデ・コトニエ
  • プリンセスタムタム
  • UNIQLO×Theory
  • UNIQLO and ヘルムートラング

 
 
 
その他人物
 

カリーヌ・ロワトフェルド

2015年秋冬シーズンにコラボ。もともとはVOGUEフランス版の名物編集長でアメリカ版のアナ・ウインター同様、ハイファッション界にて絶大な影響力を誇っていた。ただしコラボコレクションは「名義貸し」のような感じで、プレスリリースによると、ユニクロデザインディレクターの滝沢直己氏がデザインを担当

 
 


 
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