慢性と急性と弥漫性(びまん性)

患者の病状を表す医療用語、

慢性と急性と弥漫性(びまん性)の意味や違い情報。

 

なお、「びまん性」はだいぶマイナーでわかりづらい用語なので、

表現を少し修正させてもらう場合があります。

 

 

 


慢性(Chronic)

 

慢性(まんせい)とは、

説明する必要ないほど一般的によく使われる語句で、

「そんなにひどくもなく、急な病状悪化もないが、

特定の病気が治癒せずに長期間に渡って続く状態」

を意味する容体。

 

 

 


急性(acute)

 

「急性(きゅうせい)」とは、

"慢性"の対義語とされている、患者の容体用語。

 

そして、意味は継続的に続いている慢性とは違い、

「急に発症し、進行も早い」

というような病状のこと。

 

 

 

 【主な病例】

  • 急性心不全
  • 急性腎不全
  • 急性アルコール中毒
  • 急性白血病
  • 急性肝炎
  • 急性心膜炎
  • 急性胃腸炎

 

 

 

 


びまん性(弥漫性/瀰漫性) diffuse

 

 

慢性・急性と比べて、語句・状態としてマイナーな容態。

 

そして、マイナーすぎるのでややはっきりしない部分もあるものの、

「弥漫(瀰漫)=広がる、蔓延する」

という語句に連動し、

「広範囲に渡って、"境界なく"病変が起こる」

というような意味合い。

 

そして、病状からみても「慢性」に近い状態。

 

ただし、慢性が病変の範囲を問わないのに対し、

「びまん性=広い範囲」

 というのがわかっている限りでの違い。

 

 

 

【おもな病例】

  • びまん性脱毛症・・・・広範囲にわたって均等に毛が薄くなる症状
  • びまん性軸索損傷・・・・2014年のF1ドライバー死亡事故に関連
  • びまん性星細胞腫