[馬具店発祥] HERMESとGUCCIの比較
ヨーロッパでまだ馬車文化が存在していた時代に、
「馬具店(馬具メーカー)」
として発祥して世界的な総合レザーブランドへと成長した歴史をもつ
2つのメガブランド徹底比較。
比較表
ブランド名 (創業年度純) |
エルメス | グッチ |
創業年度 |
1837年 | 1921年 |
創業事業 |
馬具 | 皮革商品 馬具 △こちらは 馬具専門店として 創業したわけではない |
創業者 |
ティエリー・エルメス | グッチオ・グッチ |
現在の 主な事業 |
バッグ 財布 既製服 スカーフ など |
バッグ 財布 既製服 サングラス 腕時計 ジュエリー 香水 コスメ など |
品揃え特徴 |
スカーフもキーアイテムの一つ |
サングラス/香水など 人気商品の領域が広い |
バッグ単価 |
10万円前後から 100万円以上まで幅広い |
30万円から50万円 |
ドレス単価 |
主に10万円から50万円くらい (シンプルなドレスは10万円前後と安い) |
主に30万円から50万円 (安いものは20万円前後) |
年商/売上高 |
2021年12月期 89.8億ユーロ *日本での人気は相当高く、 日本市場だけで 1000億円以上を稼ぐ *バーキン/ケリーといった 単価の高いバッグが 売上を牽引していると思われる |
97億ユーロ (2021年度) 僅かにグッチの方か上 |
参加コレクション |
パリコレクション | ミラノコレクション |
所属グループ |
- |
KERING |
ショーヘの投資 |
ショーへの投資らは消極的で パリコレの注目度は低め (ショーの会場規模も小さい) |
ショーに莫大なお金をかけ、 世界中の注目を集める 戦略をとっている |
ショーの出演モデル傾向 |
あまりギャラの高いモデルは使わない傾向 | 世界最高ランクのモデル達が登場 |
デザイナー/ クリエイティブ・ディレクター |
[メンズ] ヴェロニク・ニシャニアン [ウィメンズ] ナデージュ・ヴァネ=シビュルスキー |
アレッサンドロ・ミケーレ |
過去のもな 在籍デザイナー |
ゴルチエ マルタンマルジェラ クリストフ・ルメール |
トム・フォード フリーダ・ジャンニーニ |
バッグの定番ライン |
バーキン ケリー |
バンブー |
関連が深いセレブ |
ジェーン・バーキン グレース・ケリー |
ジェーン・バーキン |
公式 インスタグラム フォロワー数 |
約1200万人 | 約5000万人 |
公式ツイッター フォロワー数 |
12.6万人 | 686万人 |
公式FB フォロワー数 |
372万人 | 2076万人 |
公式YouTube 登録者数 |
18.2万人 | 80万人 |
SNS傾向 |
SNSをやらない世代が メイン顧客性である事も関連し、 メガプラトン゛ながら 意外とフォロワー数少ない |
若者の囲い込みに積極的で ある事も関連して 各SNSのフォロワー数は それぞれ世界最高レベル |
WEAR.jp お気に入りブランド 登録者数 日本での人気ぶり が分かる数値 |
約1500人 | 約9000人 |
顧客年齢層/ ターゲット |
バッグ単価が高い事も関連し、 顧客年齢層高め |
幅広い世代から人気 (ミケーレ氏が就任してからは 明確に若者を意識した 商品展開をしている) |
SNSフォロワー数は2022年時点の数値
どっちが格上?
- ブランドの総合的なランク/格はパリ最古レベルの歴史を誇るエルメスの方が上(バッグブランドとしては世界最高峰)
- 人気という意味ではエルメスよりグッチの方が明確に上で世界最高レベル
- パリコレのショーに力を入れていない事も関連し、既製服ブランドとしてのエルメスのランクは低め。一方でショーに力を入れるグッチは既製服(プレタポルテ)の世界でも世界最高ランクへと昇りつめつつある
- エルメスは一部バッグの単価が高い印象があり、超高級なイメージがあるが意外と安く買えるバッグのライン、衣料が存在する(エルメスのシンプルな格安衣料はお買い得と言える)
- グッチは全体的にバッグ/衣料品などの単価が高い
ブランド比較
(歴史/SNSフォロワー数/価格帯など)
ライバル店舗/施設
スポーツ/アウトドア系
腕時計/ジュエリー系
その他のライバル
ライバル(人)
ライバルメーカー/チェーン